オフィスチェアを調べていると、
「BIFMA準拠」
「BIFMA認証」
といった表記を見かけることがあります。
ただ、
「結局何を意味するの?」
「あると何が違うの?」
と感じる方も多いはずです。
結論から言うと、BIFMAとは
オフィス家具の安全性や耐久性を評価する業界基準です。
見た目や座り心地では判断しづらい
「壊れにくさ」や「安定性」を判断するための参考になります。
この記事では、
・BIFMAとは何か
・どんな試験をしているのか
・どこまで信用できるのか
・取得していない製品はどう考えるべきか
を分かりやすく解説します。
BIFMAとは?
BIFMAは、
👉 Business and Institutional Furniture Manufacturers Association
の略称で、
オフィス家具メーカーなどで構成される業界団体です。
この団体は、
- 椅子
- デスク
- 収納家具
などの安全性や耐久性に関する
**試験基準(スタンダード)**を策定しています。
つまり、
「日常使用を想定した強度や安定性を満たしているか」
を確認するための目安です。
オフィスチェアに関係する代表規格
チェアでよく使われるのが
ANSI/BIFMA X5.1
という規格です。
これは
一般的なオフィスチェアの安全性・耐久性を評価する基準です。
評価対象は主に以下のような要素です。
- 座面の耐荷重
- 背もたれの強度
- アームレストの耐久性
- キャスターの耐久性
- ガスシリンダーの安全性
- 椅子の安定性
どんな試験が行われるのか?
BIFMAの試験は、実際の使用状況を想定したものになっています。
例えば、
繰り返し荷重試験
座る・立つを繰り返す動作を再現し、
長期間使用に耐えられるかを検証します。
安定性試験
体重が偏った場合でも
- 後方に倒れないか
- 横に傾いたときに転倒しないか
を確認します。
アームレスト試験
肘をつく動作を繰り返し、
ぐらつきや破損が起きないかを確認します。
キャスター試験
移動を繰り返した際の摩耗や破損を検証します。
BIFMAは「安全性の目安」として活用するのが現実的
ここが重要なポイントです。
BIFMAは
✔ 安全性
✔ 耐久性
の参考にはなりますが、
❌ 快適性を保証するものではありません
❌ 体へのフィットを保証するものでもありません
あくまで
👉 「壊れにくさ」の指標
です。
「準拠」と「認証」の違い
BIFMAには
■ 準拠
メーカーが基準に沿って設計・試験している
■ 認証
第三者機関による試験を受けている
という違いがあります。
一般的には、
認証の方が客観性は高いと考えられます。
BIFMAは判断材料の一つと考えるのが自然
BIFMAは参考になりますが、
取得していない製品が必ずしも品質に問題があるという意味ではありません。
実際には、
・長期間使用されている
・ユーザー評価が安定している
といった実績を持つ製品も多く存在します。
つまり、
👉 BIFMAは「安心材料のひとつ」
として捉えるのが現実的です。
スペック以外の評価も重要
椅子選びでは、
- 実際の使用感
- 調整機能
- 体へのフィット
といった要素も重要です。
スペックだけでは判断しきれない部分もあるため、
実使用レビューも参考になります。
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まとめ
BIFMAとは、
オフィス家具の安全性や耐久性を評価する業界基準です。
ただし、
✔ 快適性を保証するものではない
✔ 必須条件ではない
という点も理解しておくことが重要です。
椅子選びでは、
BIFMAを参考にしつつ
使用感や調整機能なども含めて判断するのが現実的です。
安全性だけでなく、
自分の体に合うかどうかも重視して選びましょう。


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